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吃音で
​お悩みの方へ

現在100人に一人ほどの方が吃音に悩んでいると言われています。

発語が増えていく幼児期だけでなく、心的ストレスや環境の影響で大人でも発話障害が生じ、一生付き合っていく必要があるケースも多くあります。

​ここでは当教室で対応可能な内容をご紹介します。

歌うときは、不思議とスムーズ

発音、発声のタイミングが決められている『歌』では、吃音の症状が緩和することが知られています。歌いながら発語、発声のタイミングを掴んでいく練習方法を採用しています。

家族の時間

​読む、聞く、話す、書く

当教室のテキストは主に新聞のコラムです。短いセンテンスを読み、内容について話します。目にしたものを読み、脳内の言葉をしゃべる。

そのために頭に浮かんだ言葉を整理整頓します。書く、という過程がとても効果的で、心も落ち着きます。

多肉植物

​生徒さんの一例

数年前、吃音の悩みを抱えて当教室に通われていた方がいらっしゃいました。最初のレッスンでは、発語にかなり時間がかかり、60分のレッスンのうち大半が無音の状態になる時もありました。

 

それでも回数を重ねていくうちに、少しずつ声を出す感覚を取り戻され、ある日「面接に行くことになりました」とお話ししてくださったのです。

 

その日からは、面接での受け答えや、緊張した時の対処法など考えつくものは全て一緒に練習しました。

そして見事に就職を果たされ、笑顔で教室を卒業されました。

数年後にお会いしました際「仕事が楽しいです」と、にこにこして話してくださり、胸がいっぱいになりました。

屋外でのミーティング

​一人の人生の希望

鎌倉時代の書物に『心の思いを響かせて声と成る』(意訳)とあります。

レッスンを通して自分自身を取り戻すお手伝いができれば幸いです。

開花
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